危機一髪×2

いつもカテキョ先には、車で行っている。今日も、いつも通りの道を使っていた。まずは、二車線ある車線の左側を走っていた。右斜め前の鼻先には車が。と、指示器をこちらに出すではないですか。そして、おもむろに寄せてくる。あの〜、そんな横腹をうちの車の鼻先に擦りつけようと来ないでください。そのまま行くとうちの車がそちらさんの車の横っ腹に突っ込むんですけど・・・いや、逆か。おたくさんの車が私の車の鼻先に突っ込んできてるんですけど。あんた、車体の半分ほどしかこっちより前に出てないねんで!ご希望でないなら、寄せないでください、と思いつつ、クラクション。もちろん、右足はブレーキに乗ってるけどね。きっちりサイドミラー確認と目視はしようね。しかし、この場合も鳴らさない主義の後輩は鳴らさず急ブレーキなんやろか。まぁなんとか事故は回避できました。
で、受難はこれだけではなく。今度は、三車線の中央を走っていた。で、左前に三台連なって走っている。と、その先頭が、店に入るために、ブレーキ。後ろの車が二台ともブレーキ。こちらは60㌔ちょっと。そのとき、三台目はうちの車の20〜30メートルほど前。左車線がこういった状況の場合、これまでの経験からいうと、二台目はそのままスピードを落とす。しかし、三台目は、よくこちらの車線に逃げてくる。真ん中の車線に余裕があればたいがいそう。今回は、向こうは、もう止まるぐらいスピードが落ちつつあり、しかも彼我の距離の差はほぼなく、相対スピードにかなりの差があったから、準備はしつつも、ないことを祈っていた。なんせ、左右に逃げ場がなかったし。と、思いっきり車をロールさせながら、案の定突発的に三台目が飛び出してきた。おまえ、ほぼ止まってるそっからの加速で間に合うつもりなんかい!!ミラー見てから出てこい!!いや、出直してこい!!!さすがに焦った。思いっきり急ブレーキをかける。久々にブレーキでどえらい派手にタイヤを鳴らしましたよ。*1もう事故は回避できんと思った。鼻先に相手の車の後部が急激に迫ってくる。はよアクセル踏め!!!!!右の車線に逃げたいけど、横に車がいて無理。左は確実に追突。逃げ場がない。後ろからも車が迫ってくる・・・このままいったら多重衝突になるかも。もはやここまでか、と観念しかけた。山道で車線を飛び出してきた車に、ガードレールと共に崖の下に恋のランデブーか正面衝突という熱きキスの二者択一かを迫られそうになったときぐらいやばかった。なんとか、向こうの加速とこちらの急ブレーキが間一髪間に合って、事なきを得ましたが、今回ばかりはまぢで死ぬと思いました。ほんま危険予測できても、タイミングが悪いとどうしようもない状況が存在するってことが死ぬほどわかった。ただ、反省せなあかんのは、そういった状況でブレーキ前にバックミラーを確認する余裕を持てなかったこと。よく自分が追突されんかったもんや。あ、再度気付いたこと。

#△*〒◎■仝♂◇※&!!!!!!!!!!!
とかいう口汚いののしりの言葉は、まだ余裕があるときに発せられるものであるということ。ほんまに危機の瞬間は、声なんか出ません・・・

*1:うちの車はえーびーえすは付いてない。今回は、ロックはしなかったけれど。