勝利〜!!

  • 今日の韓国戦。フルに見ましたよ〜。いやぁ、王監督が言ってた華々しい野球が展開されました。
  • まず、オーダーを見てびっくり。一番青木選手、三番にイチロー選手。やるならあり得るかもとは思っていましたが、一番自分の中で可能性が低いオーダーでした。
  • 初回の攻撃のイチロー選手、やはり素晴らしかった。きっちり盗塁も決めましたし。次の松中選手は残念ながらサードゴロでしたが、あのコースに投げられたら仕方ないところはあります。その裏、やはり投手の立ち上がりって難しいもんなんです。上原投手も最初はフォークが高かったり、ランナーを出しましたけど、イ・スンヨプ選手のときに粘られながらも、高めのストレートで三振に仕留めましたよね。これで、結構行けると思いました。パスボールのときは、冷や冷やしましたけど。また、嫌な展開になるんちゃうかと。
  • 二回の表の小笠原選手。よくあのボールをってボールを見事にライトにはじき返すも、また、イ・ジンヨン選手の好プレーに阻まれる。ほんまうまいわ。
  • 三回の川崎選手。格好良かったね〜セーフティーをしに行って、空振りを取られてしまう。ちゃんと引いてるように見えたんですけどね。それじゃあ見とけってんで、思い切り引っ張った打球がライト線へ二塁打。男前や。その後、青木選手が四球の後、西岡選手が強烈なサードライナー。打った瞬間抜けたと思ったんやけどねぇ。青木選手も体が反応してしまったんでしょう。たしかにボーンヘッドなんかもしれやんけど、一つでも次の塁へという意識があったからこそ生まれてしまったプレーなんやと思います。それにしても、ことごとくいい当たりが正面に飛んだり、好プレーに阻まれたりで嫌な予感がし出してました。
  • でも、ここで上原投手が踏ん張る。三者凡退。たった九球で終了。この当たりから、ノってきたなぁ〜と見てました。なんせストレートが威力充分、コントロール抜群。スピードも乗ってましたし。
  • 四回表。イチロー選手が内野安打。ほんまスピードが素晴らしいです。松中選手のときに盗塁。スリーボールからの盗塁にちょっとビックリしましたが、たしかに、あのケース、バッテリーの攻め方を見ているとあのタイミングが一番やったと思います。たしか、スリーボールまでは、外を攻めてましたから。ノースリーになった時点で、ストライクを投げなければいけない、しかも左バッターの松中選手やから、右バッターより、当てないためにどうしても捕手はステップに気を遣わなくてはならないし、ロスする、っていうんで、あのカウントで走ったのだと思います。ただ、あそこで松中選手は引っ張って欲しかった。残念ながらサードフライ。相当悔しかったと思います。次の多村選手(個人的にイチオシです!!)の当たりは「行った〜!!」って言ってしまったものの、レフトフライ。風にも味方されんかと思いました。
  • その裏、多村選手のスーパープレイ!!公式戦ではセンターなので、レフトを守る機会はあまりないのに、東京ドームに続いて、フェンスにぶつかりながらの好捕!まさか捕っているとは思いませんでした。打った瞬間、ポールを巻くかどうかが勝負やと思いましたから。これで、流れが来るぞ!と思いました。次のイ・スンヨプ選手の時もヒヤッとしました。相当いい当たりでしたから。ヤバイと思ったけど、イチロー選手が何ともないよって感じで捕球。多村選手のあのプレーもこれぞプロやってプレーでしたけど、イチロー選手のあのプレーもやっぱりプロって凄いなぁ、やっぱプロやなぁって思う守備でした。この回辺りからフライアウトが多いのが気になってきてました。振り返るとここらぐらいだけやったんですけどね。大丈夫かなと不安になってました。
  • 六回からピッチャー交代。ほんま気が付くと六回でした。韓国の投手は、ランナーを出すと乱れていたし、そろそろ球も浮き出していたし、代え時やったと思います。次のピッチャーもそこまでいいように思いませんでしたが、三者凡退。やっぱりうまく野手の正面を付いてます。
  • しかし、その裏、ノリにノって上原投手が三者凡退、鬼気迫るものがありました。この回が終了したときに、私は家で叫んでました。「そろそろピッチャー楽にしたれや!!」って(^^;
  • 7回表、松中選手のときに「いけこらー!!」って叫んでると、ライトの横に二塁打!激走の上、ヘッドスライディング。しかも、ガッツポーズで二塁を殴ってる!これで燃えやなあかんやろ、ジャパン!次の多村選手は惜しくもバント失敗。結果論ではなく、二塁の松中選手は俊足ではないし、代走というのも難しいし、バントを苦手にしているだけに打つっていうのもありかなと思ってました。そこへ、代打福留選手。これにも驚きました。え?ここで?たしかに左バッターの方がよいとは思うけどって感じでした。そこへ、ライトスタンドへツーラン!!打った瞬間、「行けこら、行け!行った〜よっしゃぁ!!」って叫んでました。まさに今までの嫌な流れを断ち切るホームラン。多村選手が前で失敗しているだけに、それを取り返してあげる素晴らしい一撃でした。まさに、チームプレー。ほんま男前。次の小笠原選手がデッドボールで、出て、暴投で二塁。「このランナー大事やぞ。ホームランが出た後で抑えられて流れが切れかける可能性がある。そんな流れにしないためにも、ここで、つなげ!このまんまやったらまだ韓国に持って行かれるぞ」と言っていると、内角低めのカーブをレフトにエンタイトルツーベース。あのスイングもたまげた。とんでもないボール球やからね。あんなん見たん、城島選手が日本シリーズで打ったん見た以来かもしれん。里崎選手のあの柔らかいグリップの握り、バットをしなやかなに振るスイングが生んだ当たりやと思います。川崎選手は倒れるも進塁打。次に来ました宮本選手。絶対ゴロを打ってくるはず。そして、なぜか、引っ張りに来ると思ってました。たぶん内に入ってくる変化球があるからそんな風に思ったんかも。西岡選手はポテンヒットでしたが、宮本選手のナイスランで、一、三塁。イチロー選手は、芸術的なバットコントロールでレフト前タイムリー。一挙5点の猛攻でした。みんな繋げよう繋げようとしていたし、ミスをカバーしあう素晴らしいコンビネーションやったと思います。
  • その裏の上原投手。ヒットは打たれたものの、ほんま鬼神のような気迫溢れるピッチングでしたね。絶対に流れはやらない、という意志がにじみ出ていました。まさにプロ!コントロール、キレともに抜群でした。
  • 8回は、多村選手から。ここで取り返してくれ、行け!って言ってるとレフトへ。行った〜って言ったものの、いやちょっと泳いだように見えたし、レフト最深部に向かってるから「行くか?行くんか?行てまえ〜!!」って叫んでると、入った。素晴らしい。かっこ良すぎるで。見事な一撃でした。この回に雨で中断。次の回の上原投手が投げることは無くなったわけですが、藪田投手、大塚投手とつないで完封リレー。藪田投手、大塚投手も熱いピッチングでした。
  • ほんま勝ってよかった。今日も、まさにプロ、そしてチームプレイのすばらしさを見た試合でした。次のキューバ戦、頑張ってくれ〜!
  • だいぶ、アンテナを追加しました。中でも、現WBC打撃コーチ大島さんのブログ、面白いです(笑)