やってもうた・・・

こんなはずやなかった。「次は○○〜○○でございます」という放送が流れていた。そう、気づけば、自分が降りる次の駅の放送を車内で聞いていたのである。


なんてこったい!


しかし、後の祭りちゃんである。いつも寝ていても、たいがいは降りる駅の手前できちんと目を覚ます。下車駅で目を覚ますときもあるが、それも年に数回。*1まず、乗り過ごさない。


今日は違った。途中、「謝れや」という声で目を覚ました記憶がある。ただ、私に向かってではなく、その後も特に何もなかったようなので、安心して再び眠りに落ちた。これで、体内時計でも狂ったのかしらん。仕方なく次で降りた。
と、
反対に向かう電車がちょうど隣のホームに来るところだった。
もうけた!!
隣のホームに行くには、跨線橋を渡らねばならない。こういうときに限って、人々は階段を横いっぱいに、ちんたらこんたら登っていく。


なんてこったいpart2!!

  • 「邪魔なんじゃ〜!」
  • 「どけや!」
  • 「どきさらせ!」
  • 「※□▲○※〒■!!」


などなど、えげつない罵りの言葉が心に浮かんでくる。


しかぁ〜し!!


悪いのは自分である。すいよすいよぴよぴよと車内で寝とったあたしが悪い。横いっぱいに歩くんは勘弁してほしいけど、目の前をゆく人々に罪はない。たしかにない。混んでるし仕方ない。ないけれどないけれど・・・
拭い去れない感情が、どんどんたまってあふれだし、川となって、三角州を作ってしまいそうだった。


どなたか、やり場のない怒りの処理場、造っていただけない?


もちろん、その電車には乗れなかった。

*1:そのときは、どんくらいこの扉は開いとんのやろ、といった思考の後、ここで降りようとして目の前で扉がプシューってことになるのが嫌で、「わしは次の駅で降りるのんじゃ」と何事もなかったかのような顔で次の停車駅まで乗る。