メモリアル

  • バティスタ選手がまたしてもメモリアルアーチ。昨日は、ホークス通算7000号。この前は、パ・リーグ通算40,000号。メジャー時代のブルージェイスでも球団通算2000号を放っているそうな。勝負強いというか凄い巡り合わせを持っているというか・・・
  • この記録で思い出したのが、ホークス、スワローズ、ブルーウェーブで活躍した広永選手。通算34本塁打にも関わらず、以下のような記録を持っている。
  1. プロ初打席本塁打…1989年4月8日(東京ドーム・対日本ハム西崎投手)
  2. ダイエーホークス公式戦第1号…(同上)
  3. パ・リーグ平成第1号…(同上)
  4. プロ野球通算60,000号…1990年9月26日(西宮球場・対オリックス山沖投手)
  5. パ・リーグ通算30,000号…1992年6月6日(西武球場・対西武潮崎投手)
  6. 平和台球場公式戦最終本塁打…1992年10月1日(平和台球場・対近鉄野茂投手)
  7. 代打サヨナラ満塁本塁打…1998年7月7日(GS神戸・対ロッテ近藤投手)
  8. ロッテの連敗日本新記録更新決定本塁打…(同上)
  • 6のホームランは、若田部投手の10勝目、完封勝利をアシストする決勝ホームランだった。また、スワローズ、ブルーウェーブで代打サヨナラ本塁打を放っているが、二球団で記録したのは、史上3人目。
  • ホークス和田選手が勝利。やはり勝つときは奪三振が多いような気がする。狙いにはいってないそうやけど、結果として、ストレートで空振りを取れている。*1
  • ロッテが強い。なかなか落ちてきてくれない。向こうに言わしたら、なかなか離れてくれない、なんでしょうが。
  • そのロッテ。どうやら今日も勝利を収めたようだ。今日は贔屓のピッチャー、渡辺俊介投手が先発。今Yahoo!の一球速報を見て気づいて大いに驚いた。ストレートもスライダーもシンカーもほとんど球速が変わらない!!それどころか、どうかするとシンカーの方が速い!通常、ピッチャーの投げるボールは変化球の方が遅い。ストレートが140キロの投手なら、だいたいフォーク、スライダーが120キロ〜130キロぐらい、カーブなら110キロ台である。*2これは、手強いはずやわ。変化球とストレートがほぼ同じスピードで来るということは、手元まで変化がわかりにくいということである。加えて、タイミングを外すカーブもある。元オリックス阪神星野伸之投手もストレートはプロとしては遅かったが、独特のカーブとジャイロ系のストレート、フォークで打ち取っていった。そして、渡辺投手もストレートは遅い。しかし、プロの打者は、詰まったり、バットの先にかろうじて当てて寸詰まりのようなボテボテのゴロを量産させられている。これは、渡辺投手がジャイロボール*3の使い手であることにも関係するのかもしれない。たまに、打者が顔の高さのボールを空振りしているのにお目にかかるのだ(バックスピン系のストレートかもしれないが)。また、あれだけ球を引きつけるホークスの城島選手があまり曲がらないカーブ(2シームジャイロかも)をバットの先でボテボテのゴロを打つのを見たことがある。ピッチャーはスピードだけではない、というのを教えてくれるピッチャーだ。渡辺投手、完投勝利おめでとう!
  • 今日は中学、高校と一緒だった人の誕生日。しかし、もう3年近く連絡を取っていない。元気にしてるんやろか。

*1:昨日はテレビ観戦をしていないので、わからないですが、そういう傾向がありそう

*2:ヤンキースのリベラ投手やロッテの小林雅英投手などストレートとカットボールやシュートで球速が変わらない投手もいるにはいるが、ごくまれではないだろうか。

*3:手塚一志氏、姫野龍太郎氏の著書『魔球の正体』(ベースボールマガジン社)に詳しい。要するに、ジャイロ回転で飛んでいくボール。縫い目の使い方によっては、空気抵抗をあまり受けないために球速がほとんど落ちずにホームベースに到達する場合もあるし(いわゆる4シームジャイロ)、空気抵抗を強く受けて急激に球速が落ちていく場合(いわゆる2シームジャイロ)もある。